引退コーチの釣り

　自称、山形県で一番安く餌木を販売すると云う釣具店

今年は未だ新製品の餌木が大量に並んでいます。

例年人気餌木はすぐ売り切れるのに、今年は皆さんスロースタートなんでしょうか

それとも手持ち在庫が有り過ぎなのか？

その内アッと言う間に売り切れてしまうのかもネ

選り取り見取りの連休前が買い時かも知れません。



　さて、ゴムボートで沖磯やテトラに渡ってエギングしている人たちを見掛けるようになりました

更にシーカヤックでの釣りが今年は大変目につきます。


　新子の数が好調とならば、おそらく今度の3連休は大混雑

ショアからの脱出を試みるアングラーも多い事と推察しますが

アオリイカは沖に出れば釣れると云うものでもありません。



　昨年の事ですが、50mほど離れた岩にゴムボートで渡った二人組

その時私が岸側で結構釣り上げたもんだから、彼等はたまらず岸に戻って来て

彼らの言う事には二人で3匹だけだったそうだ。


　誰も居ない所に行けば大漁間違い無しと思うでしょう

あそこまで行けば桃源郷が待っている・・・釣りはいつも幻想で終わるね。













　庄内南部の沖磯では留棹庵（四島）と烏帽子が名高く

渡船が堅苔沢港から出ております。

私も以前、渡してもらってエギングした事が有りますが

思った様な釣果はありませんでした。

そらそうでしょう、そこは大鯛やらハタやら青物の宝庫だし

釣る場所が限られているから、ランガンなんて出来ませんよね。












　現在のアオリイカの成長具合を考えれば、沖に出れば出るほどデンジャラスゾーン

こっちには沢山居ても、そっちには居ない

居ない所にわざわざ行って釣る事も無い。



　成長してスクイッドイーターに対抗出来る大きさになれば

彼等は沖に出て行き、ティップラン・エギングも有効になると思われます。

　それでも今時期の混雑を避け、サイコパスの攻撃から逃れられるのであれば

人の方で沖に出て行くのも、精神衛生的には良いのかも知れませんね。


　15cmに満たない大きさのアオリは、日中茶色の海藻に隠れていますから

狙い所を定めてランガンすれば、決して沖に出てゆく人達を羨む必要は無いのです

少なくとも釣果においてはネ。








　いずれにしても庄内のアオリイカシーズンは、アッと言う間に終わってしまいますから

釣れる時に釣らないと、釣れなくなります。