余談:磯釣りは有料だった
その余談の前に残念な結果です
癒しメバルのシーズンなんですが
今夜久しぶりに行ってみたところ
数ある常夜灯なのに、ポイントの所だけが消灯
なので、道路の街灯が漏れる場所へ
すると潮位と波が些か足りない・・・
結果、フグにはワームをボロボロにされ
デカイのが来たと思いきやこういう事なのでした。
さて、今は無料の庄内浜の磯釣り
昭和の初期までは有料だったらしい
他の都道府県はどうだったのかな~
是非調べて見たいもんです。
おそらく釣りキチの多い庄内を狙い撃ちした
税収に困った山形県の悪知恵だったのでしょう。
実際どうだったのか紹介すると
昭和12年8月、当時の新聞「鶴岡日報」によれば
悪名高き磯釣りの遊漁税(県税)が廃止される事になった
と記されている(
参照 粕谷昭二氏著 「庄内浜のアバ」東北出版企画 )
「県税雑種税中悪税として庄内地方民より非難されていた遊漁税について
遊漁税撤廃期成同盟会が結成され、708人の署名を集めて県に提出した」
との内容になっています。(金額や徴収方法は不明)
結果、誰でも無料で磯釣り出来る様になったのでしょうが
おそらく釣り人が増えて別の問題が勃発。
その後の昭和15年「荘内新報」によれば(
参照 同上)
西田川郡の4漁協と、釣り人との度重なるいざこざが報道され
入漁料として磯釣りは一人年間50銭、舟釣り1回につき1円
15歳以下免除にて解決されたと有ります
漁協と磯釣り聯盟との協定だったそうだ。
と云う事は、磯釣りするには磯釣り聯盟に加盟して
入漁券を買い➙現在の鮎釣りの様に券が見える様に身に着けるのかな?
入漁券を持たない釣り人は、漁協の監視員から現地券を買うのかな?
はたまた私の様にコッソリ夜釣りしたらどうなるんだろう?
とか何とか・・・疑問が次々と湧いて来るのですが
実態はどうだったのか、その辺の記録が残ってれば
是非知りたいものです
もし体験者がおられるとすれば
既に概ね100歳以上の太公望ですから
文献で探すしか方法が無いのは残念です。
この磯釣り税や入漁料については
不覚にも私はつい最近まで知りませんでした
今後機会をみて詳しく調べてみたいと思います
もしこの件に関しましてご存知の方がおられましたら
是非詳細についてご教授頂きたいものです。
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